フィリダ・バーロウは、主に廃材や日常品などの素朴な素材で制作された、大規模な彫刻・インスタレーションで知られるイギリスの彫刻家。
本書は、1963年から2013年にかけての約50年間の作品を収録し、バーロウの制作の原点とも言える「日々の習作」としてのドローイングを紹介している。都市構造、建築空間、構造体といったモチーフが一貫して探求され、スケッチは彫刻のための単なる設計図ではなく、素材や構造、色彩を探求するものだという、彼女の強い理念を堪能できる1冊。
Hauser & Wirth Publishers / 244ページ / ハードカバー / 330 x 260 mm / 9783906915975 / 2024年