作者のマティアス・ド・ラトルの母は躁鬱病と診断されたのち、処方された薬で健康を大きく損なうこととなった。これがきっかけとなり、ラトルは自然のサイケデリック、特に幻覚を引き起こすキノコが、精神治療薬の代わりになるのではと考え、約180種類のカビが作り出す天然の幻覚剤「シロシビン」の研究を始めた。本書では、その研究や、彼の母がシロシビンを使った治療を受け、一定の成果を上げたことについてテキストと画像で説明している。
The Eriskay Connection / 136ページ / ソフトカバー / 300 x 240 mm / 9789492051646 / 2021年