アメリカ人アーティスト、リチャード・セラ(Richard Serra)と美術評論家のハル・フォスター(Hal Foster)による作品集。
2018年に「Yale University Press」より出版された『RICHARD SERRA: CONVERSATIONS ABOUT SCULPTURE』の日本語版であり、2023年9月より2024年1月にかけて「ファーガス・マカフリー東京(Fergus McCaffrey Tokyo)」で開催された「リチャード・セラ
Circle, Diamond, Triangle」に伴い刊行された一冊。
二者が15年以上にわたって行ってきた対談をまとめた本書は、セラの60年にわたる多作なキャリアと、その作品制作の実践に影響を与えた思想について明らかにしている。セラの人生と作品に迫り、個人的な発見の瞬間について率直な分析を加えたものであり、そして古代から今日に至る彫刻の形式にまつわる刺激的な考察でもある。セラとフォスターは、若い頃の製鉄所での仕事、音楽、ダンス、建築が彼の芸術に与えた影響、セラの美学における物質性と場所が持つ特異な性質の重要性、作品が直面した論争と矛盾、経験として捉えた際の彫刻に対する信念などのテーマを探っている。また、ドナテッロ(Donatello)やコンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi)、日本庭園やマチュピチュまで、多様なインスピレーション源についても語られており、彫刻というメディアで最も輝かしい人物の目を通して、時代と文化を超えた彫刻の歴史が明らかにされる。
(ディストリビューターのテキストより)
Fergus McCaffrey / 272ページ / ソフトカバー / 259 x 185 mm / 9780997695861 / 2024年