1953年に創刊されたグラフィックデザイン誌のアイデア。
本書はその第394号で、個人デザイナーたちの学びの場となる私塾的なデザインコミュニティを軸に、戦後以降の日本のデザイン教育を振り返った2013年刊行の第359号「デザイン特殊講義」からおよそ10年を経たいま、デザイン教育が現代の社会状況をどのように反映し、更新されているのかについて問いている。
現代のデザイン教育の場で活躍するデザイナーたちそれぞれの教室を訪ね取材すると同時に、アジア諸国を中心とした海外のデザイン教育を支える人々にも焦点を当てている。
誠文堂新光社 / 184ページ / ソフトカバー / 297 x 225 mm / 2021年