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Bridget Riley / Works from 1981-2015

7,370円

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イギリスの女性画家、ブリジット・ライリーは、形と色による知覚の探求により、今日最も重要な画家の一人となった。1960年代初頭から、直線、円、曲線、四角形といった基本的な形を用い、見る者をすぐに引き込むような視覚体験を生み出し、静止しているはずの絵がゆらぐように見える「オプ・アート」の作風で知られてきた。近年、ライリーは大規模なペインティングをモノクロに戻し、最近のカラーストライプのペインティングから離れ、初期の作品の色調に戻りつつある。 2015年にDavid Zwirnerで開催された彼女の個展を機に出版された本書では、彼女のキャリアにおける過去34年間のペインティングが紹介されている。1980年代のストライプ・ペインティングに始まり、1960年代の作品につながるモノクロームへの回帰、そしてその間のライリーの色彩との深い関わりの痕跡。批評家エリック・ド・シャシーは、ライリーが2015年にギャルリー・マックス・ヘッツラーから出版したカタログのエッセイで、「モノクロの絵画は1960年代の作品と対話するだけではなく、ライリーが長いキャリアで制作したすべての絵画体験が集約されている」と述べている。 また、紙に描かれた作品も収録されており、過去40年にわたる彼女の活動を補完し合うことで、さまざまな形態を開発・再発見することで達成した驚くべき多様性を明らかにする。美術史家リチャード・シフによるエッセイは、1980年代初頭からのライリーの活動の展開の背景を説明し、画家としての彼女の影響力と系譜をさらに強調する。また、ライリーの代表的な批評家であるロバート・クディエルカによる伝記も掲載されており、彼女の最も豊かな時代といえる作品の数々が紹介されている。 David Zwirner Books / 96ページ / ハードカバー / 305 x 230 mm / 9781941701232 / 2016年

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